昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

飾り職人の秀に憧れる

 平成初期、幼稚園児だった子供と毎日「必殺仕事人」の再放送を観ていた時期がある。時代劇は好きじゃなかったのに、たまたま付いてたのを観てからハマってしまった。幼稚園のお迎えは2時10分、必殺は2時から。自転車で迎えに行くと「早く早く」と急かされたけど、本当は内容なんかどうでもよく、仕事人が悪者を退治するシーンに間に合えば、それでよかった。

私は、中条きよしが三味線の糸を相手の首に巻き付け、引っ張り窒息させ、最後に「ベラーン」と切る所に、息子は、三田村邦彦が後ろからかんざしを刺す所に夢中。娘はそこまでじゃなかったけど、息子はむしろ自分が三田村邦彦になったかのように、あのテーマ曲を歌いながら、いつでもどこでも私たちの首を刺すフリをする。うざいけどさすが関西人、必ず「ガクっ」ってやられるフリをしてた。正義の味方に強い憧れを持っていた彼に、仕事人はすごいヒーローだったんだと思う。

今は再放送されてても見向きもしない。お前の正義はどこへ消えた?