昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

NOと言えず逃げ続けた

 平成13年、37歳の時に離婚した。子供は14歳と16歳、不憫な思いはさせたくない。このままバイトを掛け持ちするより、何か良い仕事はないかな~と思っていたら郵便局員募集のチラシが目に入った。民営化になる前だったので「20~30年働いたら社員になれて、最後は退職金2千万円ぐらい貰えるかも?」と、夢見てすぐさま電話した。面接に行き、仕分けをしている人たちを見ながら担当の人と話をした。「慣れたら長く続けられそう…」その気持ちとは裏腹に「実は、配達員が足りないんです」と言われた。「え?は?配達ですか?」「大丈夫、カブの講習やりますんで」「そうですか、講習あるんですね~頑張りますぅ~」後日、講習の日時を連絡すると言われたけど、1つ問題がある。

「カブなんか絶対乗りたくねぇ!クラッチついてるバイク無理~~~!!!」

気まずい空気になりたくなくて、無駄にやる気をアピールしてしまった。それから私は電話を無視しつづけた。20年経った今も、その郵便局の前を通るたび「人としてどうなん?早く謝ってきて!」と子供に言われ続けている。