昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

かやぶき屋根の家

 子供が小学生の頃は、実家によく泊まりに行った。平成10年頃も、実家から父、母、姉、私、娘、息子で、電車で遊びに行き、暗くなるまで遊んだ。最寄り駅から家まで歩いて13~15分、姉が近くの駐車場に停めている車を取りに行くと言ったけど乗れるのは、父・母・娘だけ。仕方なく息子と3人で車の所まで行く事になったが、今まで通った事のない細くて外灯のない暗い道を歩かされた。姉は、ただでさえビビりの私たちに「この家は、かやぶき屋根やねん」と説明した。バカ親子は、言葉の意味が理解できず[かやぶき屋根の家]=[犬神家]=[惨殺事件があった家]と解釈してしまった。駐車場に着くなり、人を恐怖のどん底に突き落とした姉は、さっさと3人を迎えに走り去った。仕方なく息子と2人で家に向かうけど、隣の小学校から二宮金次郎が!あの頃は、やたら「学校の怪談」とかで金次郎さんを悪者にしてたからガクブルガクブル…もう限界!「出たー!!に~の~み~や~きんじろ~~っっっ!!」私たち親子は普段足が遅いが、その時ばかりはカールルイスぐらい早かった。当時の恐怖は今もしっかり覚えているけれど、恐怖が強すぎてどこに遊びに行ったのかは全く覚えてない。