昭和58年、高3の時、ジジイの先生と進路の話をしていたはずが、何故か「帰りに寄るのは櫻バー」という話に変わってた。進路の話からなんで？帰って父に「ウチの学校の先生、櫻バーに行ってるんやて」と、話したら、父もよく行くと言ったので、そんな所で意気投合とかされたら面倒だなと思ってた。
櫻バーとは京都の伏見桃山駅横にある立ち飲み屋。今は「うまいもん屋 櫻」に変わってる。大人になったら行ってみたいと憧れていた店にやっと1人で行ってきた。2階席もあるらしいけど、1階はカウンター側と外側に向いて10人ぐらいが座れるイスが置いてあり、元々立ち飲み屋ですって感じのお店。表の看板を見て「甘えび入りグラタンコロッケ定食」を注文した。駅横だから、京阪電車が通るのをボーっと見ながら食べるのは癒された。しかも、美味しいし安い！1人飯にもってこいのお店。ついに私もババアの仲間入りだと父にもジジイにも言いたいけど、父も亡くなり父よりずっと年上だったジジイにも多分伝える事は出来ないだろう。
考えたらあの学校の先生ジジイばっかりやったな。
