筆記体は平成14年に必須でなくなったという。だからウチの子供達も書けない。もったいないな。筆記体で書いたら、話せない人間でも英語ペラペラ気分になるのに。実際自分で書く文字はキレイだったと思う。昭和55年、中3の時に引っ越しをし、学校も変わった。慣れない場所で、授業中喋る友達もいなかったし、何より受験生。真面目に勉強するしかない。書き取りのテストのため、前の日から暗記していた。当時の若い脳みそは、やる気さえあればすぐ覚えられる。授業が始まってすぐテスト。サクッと10問難なく書いて、次の日戻ってきたテストは全問正解。当たり前やん。ところが、前に座っていた女が、私の美しすぎる字を見て「家で書いてきたんやろ」と言ってきた。「違うで」と答えたのに「まぁまぁ、黙っといてあげるから」って、マジムカつく！私が新参者だからか、そいつが暗記できなかったからか酷い発言。だんだん話すようになって、私の美しい字が元々の才能だと知り、二度とそんな事は言わなかったけど、私は蛇年、不正扱いされた事は、この先も忘れへんで。
