昔から電線のカラス達が、伝言ゲームのように鳴いていると「今、そちらにアホそうな人間が向かかっています、どうぞ」「こちらからも確認できました、どうぞ」とコンタクトをとっているようで怖かった。1度頭にワンバンされたから、その大きさは知っている。ヒッチコックの映画みたいになる前に、私はカラスを見かけたら「オハヨー」と声をかけたり、常に彼らの機嫌を取るようにしている。
2年前の夏、めちゃくちゃ暑い日に、電柱の上で1羽のカラスが狂ったように鳴き続けてた。近くまで行くと、その電柱の下でで1羽のカラスが死んでいた。生まれて初めてカラスの死骸を見て衝撃だったけど、カラスの「鳴き声」が「泣き声」に聞こえた方がショックだった。多分、感情も人間並みに持っているハズ。
テレビで、カラスが線路に置き石をして脱線事故を起こさせたり、ろうそくでボヤ騒ぎを起こしたり、財布や石鹼を盗んだりするのは、全て人間のマネをしていると言っていた。賢いカラスを悪者にする前に、先ず人間が改めなければ。