電話はお互いの顔が見えないから、必要以上に明るめに心がけていた。接客の仕事をしていた時は特に、かける時も受ける時も、高めのキーで対応してたつもりが、客から「私の声はオッサンみたいで怖い」と言われ、更に高めに対応してはみたけど、反応は変わらなかった。
思い起こせば昭和63年、22~23歳ぐらいの時、初めて出来たママ友と家の電話番号を交換した時に、早速かかってきた電話に出たら「もしもし」「○○さんですか?」「はい」「・・・○○さんですか?」「はい、あっもしかして」○○さん?って聞く前に「間違えました!」って切られた。そして公園で会った時「電話した時、知らないお婆さんが出た。」って言われ「あれ私」と言っても信じてもらえなかった。20代で既に婆さん声だったとは何とも悲しい。
という事は、年齢による声変わりとかじゃなくて、私の声は元々低く、受話器を通すと益々オッサンとかお婆さん寄りになるって事か。もう、ホントのお婆さんになったから別にいいけど、受話器もっと頑張れよ。