平成10年頃、ハムスターブームが到来、息子がハム育ての達人家族から２匹もらってきた。友達のゴールデンハムスターを預かった時、娘が指を噛まれたから大きいのは怖いけど、ジャンガリアは小さくてめちゃくちゃカワイイ！私たちは釘付けになった。ある日、発情期が来たらしく、夜になるとギーギー鳴いて激しくケンカしてるなと思ってたら、あっという間にカワイイ赤ちゃんが生まれた。ある朝、エサが足りなかったのか、人間の匂いがしたのか(触ってない!)、ケージをのぞいたら、赤ちゃんの顔だけが、そこにあった。悲しくて恐ろしくて私はハムスターを散歩用のボールに入れ、猫を飼っている友達の家に連れて行った。その猫がハムに全く興味を示さなかったので、トムとジェリーみたいな追いかけっこの刑に処す事はできず、むしろストレス発散のごとく無邪気に走り回ってた。
それからハムに対してドン引きしてる私を含め、飼っているママ友たちが次々に喘息になった。吸入器が手放せない生活を1年以上送り、ハムの寿命とともに治ったけど、友達は今も病院に通っている。
今孫の家にはハムスターがいる。カワイイと思うけど飼うのは二度とごめん。
