昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

生Destinyの思い出

 昭和59年から、喫茶店でバイトしていた。昼間サボりにくる営業マンや、毎晩スパゲティーミートソースを注文するオジサン、2年間ほぼ毎日入っていると、常連客の顔は大体覚える。その中に、週1~2回晩御飯を食べにくる20代のカップルがいた。喫茶店には新聞の他に、少年漫画・週刊誌・エロ雑誌など20種類以上置かれていて、お一人様もカップルも家族連れも、みんなそれがお目当て。いつしか、カップルの男は1人で来るようになっていた。2人で来てても雑誌読んでたから一緒だし、全然興味もなかったのに、ある日彼女が1人で来た。しかも、バッティング!離れた席で、お互い雑誌を読んでいる。見てるこっちはドッキドキ!彼女は帰り際、彼に気づいて話しかけたが完全すっぴん。これぞユーミンのDestiny「どうしてなの~今日に限って~」か。頭で前奏から流れる。生放送で観る素晴らしいドラマに感動した。

それから彼女は以前よりバッチリメイクで何度も来るようになった。「また会う日が、生きがいの悲しいDestiny」。でも、彼氏の方は2度と店に来ることはなかった。結ばれぬ悲しいDestiny、超名曲。