平成25年、突然訪れためまいで仕事に行けなくなった時、リハビリのつもりで近所の公園を歩いていた。公園の横には干からびた川があって、そこで生まれて初めてヌートリアに出会った。私はこちらに気づいてほしいと、落ちてた松ぼっくりを投げ続けた。軽すぎて届かなかったけど。かわいい「ビーバー」と思い込んでいたら、その頃、鴨川に多発しているというニュースを見て、そいつが「ヌートリア」と知った。それから、干からびた川の外来種が捕獲されたと聞き、仕事も再開したから見る事もなかったのに、最近、孫が学校帰りにそこでヌートリアを見たと言った。10年ぶりの再会と、喜んで見に行ったけど気配もない。捕獲隊に発見されたのか逃げたのか？
久しぶりに服部緑地公園に行ったら、こちらも外来種は駆除していると看板にあった。昔はブラックバスを釣っている人がたくさんいたし、ザリガニやカメを発見するのも楽しかったな～とか思っていたら、普通にヌートリアを発見した。「あんた、ここまで逃げてきたんか？！」近づくのは怖いけど、この子そんなに悪さしないと思うんだけど。
