昭和50年代、フォークブームがやってきた。親に安いギターを買ってもらって、アリスやかぐや姫なんかを弾いていた。昭和54年に流行ったさだまさしの【関白宣言】は、アルペジオを練習するきっかけになったと思う。前奏が上手く弾けるようになった時はすごく嬉しかったけど、今ではコードさえ忘れてしまった。昭和の亭主関白の歌だけど、最後は自分より先に死なないでほしいという愛も溢れていて曲調も優しかった。ただ歌詞の中に
俺より先に寝てはいけない 俺より後に起きてもいけない 飯はうまく作れ いつもキレイでいろ 出来る範囲で構わないから
の「出来る範囲で構わない」を当時14歳だった私は「出来る範囲で関わらない」と受け取っていた。なんてひどい男。要求するだけして、ほったらかしかよ!と、この部分だけは納得いかなかった。勘違いしてゴメン。大好きだった【雨宿り】と【関白宣言】久しぶりに聴いてみよう。