平成22年頃、職場で同い年のA山はエグザイルにハマっていた。昼休みになると、ライブがどうの、握手会がどうの、とペラペラ喋るが、テレビを見ないから全く興味がわかない。生返事の私に「チューチュートレインぐらい、流行ってるからわかるやろ!」と言われ、私は「チューチュートレイン~がほにゃほにゃにゃ~♬」と、恋の片道切符を歌った。笑いながら「誰の歌やねん」と突っ込まれ「ニール・セダカに決まってるやん」と即答した。同じ昭和40年生まれでも、趣味嗜好が全く違う。お互いの好みを否定するつもりはないので、一応エグザイルのCDを聴いてはみたけど、結構すぐ消えてしまった。否定はしないけど合わせることもできなかった。 昔の歌をフルコーラス覚えているのは、それほど素晴らしかったのか、脳が若かったからかは良く分からない。娘はカラオケで、アユや倖田來未を歌うけど、あれも軽く20年前の歌だから、やっぱり青春時代に囚われているという事なのだろうか?