平成元年、ベランダにシートを敷いて昼ご飯を食べましょうと用意してたら、ヨチヨチ歩きの息子が滑ってベランダの桟(さん)におでこをぶつけパックリ割れた。初めての流血にどうしていいか分からず、近所のベテランママさんに泣きながら助けを求め、車で病院まで連れて行ってもらった。割れたおでこは縫ってもらったけど、待合室で泣き叫ぶ声を聞くのは本当に辛かった。少し大きくなり、外で自転車を乗り回すには早いので、マンションの前の廊下で練習させてたら、ちょっと目を離したすきに階段からダイブし、また頭から流血。今度はテープで固定。2回目とテープで済んだという事でパニックにはならなかったけど、今も残る傷を見ると、女児と男児の子育ては全然違ったな～と懐かしく思う。
最近、学校から娘に「孫が通学途中にこけて保健室にいるから来てほしい」と電話があった。状況が見えないまま娘が駆けつけたら、彼はおでこに大きいガーゼを貼られ真っ白な顔をして寝ていた。おでこから血が出ていたらしく、病院に連れて行ったらテープで固定された。娘はパニックになっていたけど、いつも弟の病院一緒に付いて来てくれてたから男児はケガするって分かるやろ？
