小2から息子は地元の少年野球チームに入った。平成8年、小4から参加する夏の合宿では、毎年恒例の肝試しがある。息子はオバケも虫も怖がる超ヘタレだ。肝試しの時は、コーチが扮するオバケが待っている小屋に1人ずつ入らなければならない。それを聞いただけで息子は合宿を休みたがった。案の定、肝試しが始まると同時に息子は泣いていた。コーチが被り物をかぶって襲い掛かる振りをしただけで、大泣きしながらコーチをボッコボコに殴りまくり、被り物まで剥いでしまったらしい。逆切れの1番危険なタイプ。あの頃は子供だったので笑い話で終わったけど。
現在、中身はヘタレのままだけど体重は90キロ近くある。今、もしあの肝試しに行ったとしても同じ事をしそうだけど、あの頃みたいに笑って許してくれるだろうか?