昭和40年代、小学生の時、青虫を捕まえて虫かごで葉っぱを食べさせてたら、サナギになり、知らん間に大きな美しいチョウチョになって、かごから逃がしたのを覚えてる。
その頃住んでいた家には、スズメが物干し場から部屋に入ってきてた。母が鳥かごに餌を入れ、入り口に紐を付けて待ち伏せし「部屋に入ってくるな」と教えるつもりが、捕まったスズメは大パニックで大暴れし卵を産み落とした。つぶれた卵を見て「そんなつもりじゃ…」と、すぐ逃がしてたけど、子供の私にはそれも貴重な体験だったと思う。
50年代、高学年になった時は、カマキリを捕まえて虫かごに入れていたら、これまた泡みたいな卵を産んでいた。家の裏にかごを置いて忘れた頃、部屋で何かコショコショするなと思ったらカマキリの子供がいっぱい産まれてウチで暮らしていた。あれは気持ち悪かった。
最近、昆虫とかカエル見なくなったね。