昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

人間・失格~たとえばぼくが死んだら

 平成6年に放送された「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」は、中学生の堂本剛がいじめられ死んで、父親役の赤井英和が復讐するドラマ。最初いじめられていた黒田勇樹が、だんだん主犯格のように剛をいじめてきて、当時は名前を知らないから、ブルックボンドのCMに出てたという事で「コンニャロー!ブルックボンドめ!」と怒り狂ってた記憶がある。あと、スッキリ爽やかコカ・コーラのイメージだった加勢大周が、陰湿な教師役を演じ、斎藤洋介が、それまで優しい人の役が多かったのに、性格最悪の暴力教師役を演じた。復讐される時の「あんたイカレてるよー!」というセリフは印象的だった。ちゃんと思い出そうと全12話のうち、1~4話までサクッと観てみたけど、28年前のエネルギーは無く、途中で観てられなくなった。剛が八方塞がりで可哀想すぎ。いじめた子達や先生は当然悪いけど、お父さん、もっと剛の話を聞いてほしかった。味方はアンタだけやったんやで。あとで復讐しても何も残らへん。

このドラマ、最初は「人間失格」だったと思うのに「人間・失格」になってるのは、太宰治に何か言われたのか?