子供が小学生の時は、母が酒屋で1リットル瓶のファンタやコーラを1ダース頼んでくれていたので、実家に行くたび子供は我先にと冷蔵庫を開け、骨が解けるぐらい飲んでた。父の一升瓶もダースで注文、お米なんかも配達してもらっていたから、サザエさんでいう三河屋さんみたいな所。ある日、請求書を見ると、お米6000円！？しかも5キロで？？確かにものすごく美味しいけど「めちゃめちゃ高いやん！」と吠えたら「勝手に持ってきてくれるねん。たくさん食べないしこれでいい。」って言い、その店が無くなるまでカモにされ続けた。
平成5年、冷夏による米騒動が起きた時、米を探してスーパー・薬局・ホームセンターと、色んな店を周った。やっとあったと思ったら、魚沼産コシヒカリ5キロ7000円。母なら普通に買ったと思うが、ウチは10キロ3000円が相場だったので、とてもじゃないけど買えない。諦めてタイ米を買ったけど、考えたら貴重な経験だったかも。
