昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

木綿のハンカチーフ

 母は、昭和50年のヒット曲、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」が好きだ。昭和の歌番組なんかで、これが出てきたら大喜びする。付き合っていた彼氏が都会で就職し、最後は都会の絵の具に染まってしまい、お別れするという悲しい歌だ。先日、もう声が出ないから歌えないと言う母を、姉と2人で無理矢理カラオケに連れて行ったら「圭子の 夢は夜開く」を歌った。キーが低いから声出たと喜んでいたけど、何曲も歌えないと言うので姉と順番に母の好きな歌を歌ってたら「木綿のハンカチーフ」を歌えと言ってきた。めちゃめちゃキーが高くてしかも4番まである。ひっくり返る声を聴いているのか聴いてないのか、母は笑いもせず歌詞ばかり見ていた。ハァハァ言いながら歌い終わり「そりゃ都会で遊んだら楽しくて帰れへんわな~」と言うと、「ほんまアホやな。楽しい楽しい言うて、最後は薬にまで手を出して893に追われてしまって~」???そんな歌やったかな?母の解釈は、一般人が思うよりも、ずっと悲惨だった。