昭和56年、高校で知り合った友達はタロット占いが出来た。家に遊びに行った時に、その本格的なタロットカードを見せてもらい、占ってあげるから無心でカードをかき混ぜろと言われた記憶がある。あの時代にそんな物を持ってたのは彼女だけで、何を占ってもらったかは忘れたけど、カードを並べて解説していく姿はとてもカッコイイと思った。確か自分の事は占えないとも言っていた。彼女の家は、駅からとんでもなく遠かったので、今はどの辺だったかも思い出せないけど、40年経った今もそんな事ができた友達は彼女だけ。会う事があれば、またぜひ占ってほしい。
昭和58年にヒットした葛城ユキの【ボヘミアン】で「破れかけたタロット投げて～今宵も～あなたの行方占ってみる～～」って歌詞があるけど、あの友達がカード投げるところを見た事はない。飛鳥涼が作詞したそうだけど、彼の鬼気迫る表現法なのか？葛城ユキが歌ってたからカッコよく聞こえたけど、今その占い方を想像すると笑ってしまう。
