昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

茜さんのお弁当

 昭和56年、「茜さんのお弁当」というドラマが流行った時、高校生になった私たちもアルバイトをし始めていた。ちなみに私は不二家で時給は400円だった。やっす!弁当屋でバイトしだした友達は、流行の先端で羨ましいと思ってたけど、内容は想像とは全然違った。そこは古い弁当工場で、八千草薫も島大輔もいない。流れ作業で友達はウインナーを詰める係だったそう。リーダー的な女に「数がきっちり決まっているから万が一、落としたとしても拾ってそのまま詰めて」と言われたらしい。そんなプレッシャーを掛けられた友達は、ある日ウインナーを1本落としてしまった。でも、

「それを拾って弁当箱に詰めるなんて絶対嫌だ!」

と、そいつを誰にも見えないように踏んで踏んですり潰して地面と一体化させたという。リーダー的女は、数が足りないことにずっと首をかしげていたそうだ。完全犯罪大成功~。40年前の話だけど、そんな不潔な弁当工場も今は影も形もない。