昭和50年代、笑福亭鶴光のオールナイトニッポンで「悪の十字架」や「恐怖の味噌汁」などの怪談風ダジャレ話が流行っていた。流行り過ぎて本まで売られていた。そういうネタをいち早く仕入れて人に話すのも学生にとってのステイタス。ある日、友達が「ぼりぼりの話って知ってる?」と、聞いてきたが私はそれだけで爆笑してしまい、なかなか本題に入れなくてイライラさせてしまった。まあ聞けばその題の通り、ドアを開けたらおじさんが尻をぼりぼり掻いていたというつまらないオチだったけど。他にもスイカを尻の穴に入れなければ殺されるとか、下ネタ的な話が10代前半には、たまらなく面白かったのだろう。
今は、絶対ない究極の下ネタラジオだったな。ええかええかええのんか?
ちなみに私は「心の灯」の曲を聴くと寝てしまい、朝までラジオをつけっぱなしにしてよく怒られた。