香りに敏感な世の中、ウチの玄関にはセンサースプレーと香りのスプレー、トイレには芳香剤と消臭スプレー、部屋には消臭スプレーとファブリーズと無香空間と、客人もほとんど来ないのに、どんだけ置くねん。柔軟剤の種類も年々豊富になり、香り付けビーズまで売ってる。昭和時代は、でかい箱の洗剤をコップ一杯ほど使って洗うだけで、柔軟剤なんてなかった気がする。芳香剤もトイレのサワデーぐらいしかなかったのに、いつの間にこんなに増えたん？ある日、友達が「ファブリーズは農薬で作られてる」と言った。百貨店の仕事をしていた時、従業員用の喫煙室の出口にファブリーズが設置されていて、みんな吸い終わったら直接振りかけていたけど、アレ大丈夫？匂いに踊らされて化学物質まみれだな。
無香空間で、腹立つことがある。息子に「詰め替える時は残ってるカスは直接ゴミ箱に入れろ」って何回も言ってるのに、また台所で洗い流しやがった。あのカス、水を吸ってビックリするほどデカくなる。ゴミが重くなるから、カスに入れる【液体無香空間】を作って再び使えるようにしてほしい。
