友達が、渡月橋って言いたいのに名前が出てこなかったから慌てて「十三参りのとこ」と言った。そんな言葉よく出てきたな。懐かしいから調べてみたら、小学校を卒業して中学校に入学する春(数えで13歳の時)に、京都嵐山の虚空蔵法輪寺でお参りするらしい。虚空蔵菩薩は知恵や福を授けてくれる仏様。一般的には、毛筆でしたためた漢字一文字をお供えし御祈祷を受けるって書いてあるけど、したかな?母と2人で行った記憶はあるけど、渡月橋を歩いて帰る時「絶対振り返ったらアカン」と言われた事しか覚えてない。その時は、何も分からず言う事を聞いてたけど、振り返ったらせっかく授かった知恵や福を返してしまうらしい。45年目の真実!
しかし、悲しい事に、私は自分の子供たちの十三参りをしていない。義両親も義兄夫婦も何も言わなかったし、ママ友で行った人の話も聞いた事がない。京都以外ではあまりポピュラーじゃないのかな?考えたら私自身もウチの親もすっかり忘れてた。孫が小学校を卒業する時は、絶対連れて行ってやろうと思う。