昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

小学生のヒミツの取引

 昭和50年代、小学校5~6年生の時、漫画「愛と誠」を、影の大番長 高原由紀がカッコイイからという理由で全巻揃えてた。内容は小学生には難しかったけど「私は【愛と誠】を読んでいる」という事をステイタスにしてた。するとクラスの男子Dが、それを読みたいと言ってきた。私は昔から面白い本やドラマに出会ったら誰かに共感してほしがる人間だ。喜んで貸してやろう。ただ、学校に漫画を持って行ったら没収される。朝にDの机に1冊入れて、返す時は私の机に入れる、返ってきたら次の日また1冊入れるという約束をした。これは2人だけのヒ・ミ・ツ。この取引をこっそり16巻分続けた。ある日の掃除の時間、Dのお母さんが私に用があると学校に来た。ヤバっ、あんな漫画貸したから怒られる!泣きそうな顔で立ってたら「いつも漫画貸してくれてありがとう」って、リボンのついたプレゼントをくれた。これはこれで先生に見つかったら尋問され、一連の犯行がバレてしまう。一応断ったけど、ここで押し問答をすれば目立つから、有難くいただき素早くカバンに入れた。帰って見たら可愛いスヌーピーのぬいぐるみ。先生に気づかれなかったのもラッキーだったけど、あの漫画がエロくて暴力的なことが1番のヒミツだ。