35年前結核を患った時、最初の病院はずっと風邪だと言っていたけど、いつまでも回復しない私を見かねて義母が自分の行きつけの医院を紹介してくれた。院長が素早くレントゲンを撮って、大きな病院を紹介してくれたお陰で結核だと分かり１年で完治した。いつも先に「お義母さんは元気か？」と言ってくれ世間話もする良い先生だった。いつしか離婚してからも「お義母さんは元気か？」と聞くようになり、今は息子の若先生が継いでいる。若も何かあれば素早く対処してくれるけど、基本パソコンに打ち込むのに忙しそう。ある時、群発頭痛が発症したから、若に「院長が打ってくれてた注射をしてほしい」と頼んだら「あれはただのビタミン注射やで」と言われた。ショック！院長を崇拝してたからビタミン注射でもラムネでも私には効いてたのにネタ晴らしすんな！お陰で注射の効果はなくなってしまった。院長はたまに見かけるけど、ヨボヨボになってて涙が出そうになる。
娘は孫の小児科の予約を、サウンドクリエーターでチケットを取るかのように予約ボタンを連打してた。ホンマ時代は変わったって感じ。
