昭和何年だったか、従妹の姉妹が家で追いかけっこをしていて、妹の方が顔からアツアツの天ぷら油をかぶった。私も小さかったけど、従妹とは10ぐらい年が離れていたので、かなりの幼少だったと思う。最後に会った時は、顔だけじゃなく、腕とかにも包帯がグルグルに巻かれていて痛々しかった。それから、太ももの皮を移植する手術をしていくというのを聞いたけど、それから40年以上会っていない。叔父と叔母は離婚し、叔母が育てる事になったから。20年前に叔父は死んだ。葬式でも従妹に会う事はなかった。もしかしたら綺麗になり過ぎて、気付かなかっただけかもしれない。
