平成30年、母がいきなり病気になり「明日、頭の手術をする」と姉から連絡が来たけど、シフトで仕事をしていた私は途中で帰れないし、次の日も休めない。遅番を早番に代えてもらう事も出来なくて、結局手術がとっくに終わった夜の9時過ぎに実家に帰った。その後、母は再発を繰り返し、最終的に仕事を辞める事にした。
長く働くと、急に休んだら「みんなに迷惑がかかる」とか、「気まずい」とか、色々考える。昔、一緒に働いていた人が「今日は体調悪いから休む」と、急に言ってきたので、私は開店前から閉店後まで、昼ご飯も食べず休憩もせず、1人で店に立った事があり、最高にムカついたけど、考えたら無理して倒れても、死んでも誰も責任取ってくれないし。病気や緊急事態は仕方ないねん。昔の人に「我慢する人が偉い」と散々すりこまれてきたけど、全然偉くないから。責任感より、自分の心身。千田琢哉さんの「やめた人から成功する。」を読んで、別に成功はしてないけど、今まで嫌な思いを自ら買って、しんどくなっていた事に気付いた。今お悩み中の友達N予にも読ませたい。
