先日Yahoo!ニュースで「あだ名禁止」が問題になっていたが、昭和50年、私が小3の時も、誰が決めたのか「あだ名禁止」になった事がある。何故そんな事を覚えているのか？その時、私は親友のマキちゃんをマキと呼び捨てにしていて、アホな男子に「終わりの会」で告訴されたからだ。私は小1まで母がいないと生きていけない根暗な人間だった。小2でマキと出会ってから友達とイキって遊ぶ楽しさを知り、それまでマキちゃんと呼んでいたのを、マキと呼び出したところだった。これはあだ名か？当時マキは手の指の爪の周りにイボがたくさんあった。男子は「イボおんな～イボつけろ～」と、ひどい歌を歌っていたが、それは良くて呼び捨てはダメなのか？意味がわからないまま私は告訴された。その時、先生がどう言ったかは覚えていないけど10歳の私は反論も出来ず「これからは○○さんと名字で呼びます」と言った。しかし、そんなぎこちない呼び方がいつまでも続くわけがない。知らん間に「あだ名禁止」は消滅していた。子供が理解できるように、せめて「悪意があるあだ名禁止」にして欲しい。
