昭和40年代、小学生のお小遣いは1日10円だった。5歳上の姉の時は5円だったらしい。母は私達のため5円玉をずっと貯めていたのに、気づけば飴もせんべいも10円になったって。友達の中に1人だけ30円もらっている子が、駄菓子屋で小さいお好み焼き(30円)を焼いてもらって食べるのがあまりにも羨ましくて、小遣い値上げを交渉したけど「小遣い3日分を貯めて食べればいい」と。毎日お菓子を求めて駄菓子屋に行くのは子供の生きがいやで。
私は、直系1センチぐらい、長さが20~30㎝ぐらいの円柱形の赤や黄のゼリーみたいなのが好きだった。それをウチでは「チクロ」と呼んで「食べたらアカンやつ」って言われてたけど、今調べるとチクロは昭和44年に使用が禁止された人工甘味料。着色料と勘違いしてないか?駄菓子の話をしてたら、姉が祭りで売ってた「あめまんじゅう」が美味しかったと言ったけど私には記憶がない。最近ショッピングモールに駄菓子屋さんあるけど、そんなのない、すっごく気になる。