昭和63年息子が産まれた。○○太と名付けた。○○太の父は「○○たこ」と呼んでいた。大きくなるごとにに「○○たこなんきん」や「○○たこなんきんむし」「○○なんきんハゲ」など、どんどんおかしな呼び方に進化していく。ムカつくけど「○○たこ」という呼び方は可愛い気がして私もそう呼んだりしていた。
息子は3~4歳になった時、上の娘が悪さをして私はめっちゃめちゃ怒っていた。怒り過ぎて最後に「この~タコ~~っ!!」と怒鳴った。
その時、息子が「な~に~?」と近寄ってきた。可愛すぎて怒っていた内容をすっかり忘れてしまった。それからは、いくら可愛いと思っていた呼び方でも「○○たこ」と呼ぶことはやめた。