昭和62年に長女を産んだ。私は初めての子供を「赤ちゃん」と呼びたかったので「あかり」という名を提案した。近くに住む義両親も、子供の名前について特に何も言わなかったので、そのままお腹の子に向かって「赤ちゃん」と呼んでいた。いざ、出産を終え、日曜日に元旦那が嬉しそうな顔で病院にやってきたと思ったら
「昨日親友と2人で、子供の名前○○に決めてん」
はぁ?お前、何飲みに行ったノリでウチの子の名前決めとんねん!誰が痛い思いして産んだと思ってるねん!ウチの子は「あかり」やっちゅうねん、アホが!
と、そこまで酷い言い方はしなかったけど、正直かなり呆れた。結局、そのまま出産届を提出され「あかり」の夢は見事にぶち壊された。まぁ、それで子供の名前を呼びたくないとは思わなかったし、今では「あかり」という名もすっかり忘れてたけど、韓流ドラマで赤ちゃんの名前が「アカ」というのを観て思い出してしまった。あの時、第1回目の離婚を考えたという事も…!