昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

京大生に見られたかった

 昭和60年、通っていた短大は仏教の学校で、週1回、1時間目に礼拝があった。他の授業を落としてもいいけど、これを落としたら卒業できない。朝が弱い私は毎週、姉に起こしてと頼んだ。でも起こされるとムカいて、ガバッと起き上がっては姉に殴りかかった。無事卒業できたのは、ただただ我慢強い姉のお陰。

ある日、学校全体で、京大の近くの寺に行く事になった。絶対必須。でも、何しに行ったのか覚えてない。ただ、その学校に入学したら、礼服を各自用意するので、多分そんな時用に着るのだ。どんな時用や??拝んだのか祓ってもらったのか、それは終わった。私は友達A子とT田でタクシーに乗って帰った。運転手さんが「京大の方ですか?」と聞いてきて、私はそういう事にしようと思って黙っていた。なのにA子は「京大生に見えたかなっ?」と、ふざけた言い方をした。T田と私は無視した。すると今度は「ところで、じぇに誰が払うん?」と、付け加えた。「はぁ”~?」銭なんて言葉使ったことないくせに、こんな時に更にお下品に「じぇに」って!T田は岐阜なまりの穏やかな人だ。なのに2人のイライラが頂点に達した時、声が重なった。

「お前が払え!」