高校デビューが学校をやめ、1年間バイトしていたが、そのバイト先の子が通っている単位制の高校に行きたいと言った。やり直すチャンスがきた!私は応援した。応援するどころか、試験の作文も全部、私が添削して書き直させた。まだ懲りてない。機嫌よく通っていたのに、友達がやめたので、自分もやめると言い出した。ここは絶対折れられない。やめるのなら家を出て1人で暮らしてほしいと言った。「出ていきたくない、じゃ学校行け、行きたくない、じゃ出ていけ」気が遠くなるほど長い時間、押し問答が続いたが結局、娘は折れた。
それから何年かかっただろう。戦争は結局1000日以上続いたが、やっと卒業式だ!私は半休を取ったのに、朝からつまらない事で大喧嘩をし、あの学校には結局1度も行く事はなかった。
娘が正常運転に戻って10年以上経つ。あの時、なぜあんなにも親の事が嫌いだったのか自分でもわからないと言っている。
娘も「くずし友達」も今は良いお母さん。いつか、同じ目に合う事があったら鼻で笑ってやろうと思う。