昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

母の介護

 平成30年、母は突然【硬膜下血腫】で入院した。父が死んで2年、やっと1人暮らしに慣れた時だった。手術をし退院したが、またすぐ再発した。再び手術して退院して、また再発、手術。私は介護休暇を取って実家に泊まり込んだ。介護いすや、杖などを買い、週2でデイサービスにも行く事になった。一旦自分の家に帰る事にしたけど、その時の私は表情を無くし言葉も出なかった。母は1日中喋る。耳が遠くなったからか、人の話は全く聞かず、一方的にテレビの復唱、出演者の私生活、新聞の音読、親戚の話、全部混ぜて話すから途中で何の話か分からなくなる。ストレスで、頭がおかしくなった。姉は仕事が休みの時に来ていたけど、60歳になり退職した。私も結局復職せず、今に至る。私は大阪に住んで36年、こちらに来てくれるなら子供達も近くにいるし一緒に住んでも良いと思っているけど、母も京都で生まれた女やさかい、大阪へはようついていかん。姉は近くに住んでいるので、辞めてからはほぼ毎日、母の様子を見に行っている。私は2週間に3日泊まって家政婦をしている。それが、心身の限界だ。父が死んだとき絶対的味方がいなくなって本当に悲しかった。ムカつくけど、母まで死んだら耐えられない。出来れば元気でいてほしいけど、気が狂いそうな喋りを「会話のデッドボール」と姉も言っている。