昭和40年生まれのブログ

この世に生まれて半世紀を過ぎ、好きだったテレビ・音楽・マンガ・芸能人のコト、面白かった出来事なんかを振り返っていきたいと思いました。飽きっぽい性格ゆえに内容はブレブレですが…。母S8,姉S35,娘S62,息子S63,孫H27年生まれ。

1人の医者に2つの扉

 平成28年、息子が病院で「インフルエンザ」と診断されたので、私もスグ同じ病院に検査に行った。初めて行った病院の待合室は、[A][B]と書かれた2つの扉を眺める形で長椅子が置かれていて満席。スピーカーから小さな声で「○○さん、Aの扉からお入りください」と聞こえ、中に入ると佐村河内守ゴーストライターみたいな医者がいた。受付でインフルの話はしていたので、「じゃ、検査します」といきなり鼻に何かぶっ刺され、痛すぎて涙を流しながら外に出た。再び呼ばれた時、声が小さすぎてAかBかよく聞こえずAの扉を開けたら誰もいなかった。それを待っている全員に見られ、女の子は「あの人、間違えた」とお母さんにコソコソ言っている。恥ずかしくてBの部屋に飛び込んだらさっきの医者がいた。「イチイチ部屋変えんな!この見栄っ張りが!」無駄な部屋替えにはムカついたけど、インフルではなくて安心した。それ以降、あの病院に2度と行く事はなかったが、今思えばゴーストライターも格付けみたいな部屋もなかなか個性的で面白かった。