34年間付き合っているS子には妹Y美がいる。当時、彼女の家は、校区も違ったし、そんなに会う事もなかったのに、家族でスキーに行くとS子に言えば、ウエアを貸してくれたり、パチンコで勝ったからと、私だけじゃなく子供達までレストランで奢ってくれた。年こそ1歳下だけど、その頃からずっと姉御。しかも、その娘M子は知り合った当時6歳。彼女とも、そんなに接点なかったのに、今でも私を見かけたら絶対声をかけてくれる。かなり離れてる場所からも声をかけてきて「今、バイバイしたけど、もしかして…」と思ったら、やっぱりわざわざやってきて会話を交わす。最近、電気屋で孫と買い物してた時も、突然声をかけられた。かなり会ってなかったのに、声が私だったかも？と、戻ってきたらしい。40歳になった彼女とは、もうすっかり主婦の会話。
Y美は4～5年前から立ち飲みバーを任されて、S子と2人で頑張っている。私には怖そうに見える客とでも2人は楽しそうに喋ってる。人には向き不向きがあるけど、この姉妹は接客の天才。というか、人懐っこいこのファミリーは誰にでも身内感覚で優しいという事だろう。長年、友達してるけど、すげえファミリーと関われてる私はラッキーなのかもしれない。
