平成15年から10年住んだマンションは、ビッグなゴキブリが住んでいた。入居前の害虫駆除で、デカいゴキブリが死んでいたのを見たから嫌な予感はしてたけど。娘が1人で家にいた時、そいつは現れた。玄関の隙間から登場したらしい。すかさずゴキジェットをを隙間に吹き入れたら、中から大量の仲間を連れて反撃してきた。娘は命がけで戦い、私が帰った時には、あしたのジョーのような灰になっていた。ウチではゴキブリを退治したら、ほうきとちり取りで、そいつをすくってトイレに流す決まりがあった。まず、触れないし、ゴミ箱で生き返っても怖い。平穏に暮らすために、バルサンを炊くことにした。私は帰って、そいつが大量に死んでいたら怖いので、最強の友達に頼んで付いて来てもらった。案の定、何匹かデカいのが死んでいた。その子は、ティッシュでそいつらを掴んだ。「トイレに流して～！！」「なんで？」「生き返ったら怖いから～！！」すると、その子は
「大丈夫、全部ブチってつぶしたから」って、ゾゾゾ～～～っっっ！！
その子には本当に感謝しているが、ブチッとされた奴がゴミ箱にあるのも嫌なので、あんなサイコなとどめの刺し方をせず、出来ればそっと流してほしいと思った。
