昭和50年代の私の勉強机は勉強する物じゃなくて、ただの物置場で、引き出しには、いらん物がたくさん収納されてた。考えたら小学校に入学する時、勉強机を買わなきゃいけない空気になってるけど、引き出しなんか必要ないし。椅子はギコギコしながら漫画を読むもの。それを続けてたら椅子は傷み、買い直さなければならなくなった。私は気に入った1番高い椅子を選び、姉は遠慮して台所で使うような安い椅子を買ってもらってた。私の椅子は高かっただけあって40年以上経った今も実家にある。
平成10年代、うちの子たちは勉強机に座ることもせず、台所でギコギコを続けた。狭い台所だったから、座ったまま椅子を斜めにして冷蔵庫を開けたりして、気づけば木の脚にヒビが入った。使わない椅子とローテーションしてたら、全部の椅子にヒビが入った。今は、鉄の脚に買い替えたしギコギコもしなくなったから安心、と思ってたらウチに来た孫がギコギコして娘に怒られてた。これって子供なら必ずすることなのか、それともうちの家系なのか？
