テレビでは「一口ちょうだい」と言われるのが嫌だというお姉ちゃん達が「私も、私も」と言っていた。娘も食べ物をシェア出来ない。子供の頃は平気だったのに、今は貰うのもあげるのも嫌らしい。時代なのか？
平成25年、姉と3人で東京の「三鷹の森ジブリ美術館」に行った時、中のカフェで娘の食べてる物を見ながら「それも美味しそうやな」と言っただけなのに彼女は泣いた。当時25歳。食事の度に私たちが物欲しそうに見るのが耐えられなかったと言う。物欲しそうにって関西人のくせに「わけわけ」も知らんのか？シラケたあの日から11年、私たちは娘にシェアを要求してない。アイスの一口も交換したがりません。それなのに、外食先で娘が別の物を食べてる時に「こっち見るな！」オーラがハンパない。見られるのも嫌って、目つぶって食べてろってか。ここまできたら、私ががめついのか、娘ががめついのか意味分からない。知らんオッサンなら分かるけど、親やで？
