昭和51年に引っ越した所には「ええもんやっすいのはいづみや～♬」があった。今まで住んでいた所は、そんなハイカラな店はなく、肉は肉屋、野菜は八百屋、洋服を買うためには丸物や高島屋に行くしかなかった。いづみやは、食料や洋服だけじゃなく、ハン六やレストラン、本屋などもあり、昭和のショッピングモール的存在。誰もがそこに行くので、小学生の時は、友達と洋服がかぶることもあった。中学生になって、友達と遊ぶのも、いづみや。ある時、隣の駅に「ニチイ」が出来た。いづみやより大きな施設やん。私たちは自転車で何処までも走った。買えはしないが、洋服や、アクセサリーを見ていたら、1日があっという間に過ぎた。中学時代の日曜日は、ほとんどこの2つの夢の国で過ごした。
最近、そのいづみやに行ってみたら、ビックリするほど寂れていた。ここまで寂れたいづみやは見たことがない。貸店舗の看板だらけで、夢の国感は全く無くなっていた。なんでだろう？さびし～～～！
